2014年
新創開館5周年記念特別展
名画を切り、名器を継ぐ―美術にみる愛蔵のかたち―
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いま私たちが目にしている古美術品の姿は、必ずしも当初のものであるとはかぎりません。長い年月を人から人へと受け継がれる間に、切断されて改装された絵巻や古筆、破損して補修された茶道具など、制作時と形を変えたものが少なくないのです。将軍や茶人をはじめとする所有者たちによるこうした改変は、作品に対する深い愛情と、驚くほどの創造力をもって行なわれたものでした。傷さえも見どころとしてしまう、かれらの機知と美意識に守られて伝えられたことをみる機会といたします。 |
 重要文化財 唐物肩衝茶入 銘 初花 珠光緞子片身替仕覆・白極手緞子仕覆 当財団蔵 |
| 会 期 | 平成26年9月20日（土）～11月3日（月・祝） |
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| 会 場 | 根津美術館 |
| 出品資料 | ＊当財団から下記資料を出品いたします。
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