2016年
特別展「葵の時代―徳川将軍家と美濃―」
美濃国における関ヶ原の戦いの勝利は、徳川家の覇権の起点となりました。その後、江戸時代になると、美濃国は数多くの大名や旗本の領地が置かれ、一国をまるごと治めるような領主は存在しませんでした。しかし、全国を治めた徳川将軍家と美濃国との結びつきは、強固なものでした。初代将軍家康の長女亀姫が嫁した奥平信昌が加納の地を治めるとともに、10万石を超える幕府直轄領が設置され、現在でも名産と知られる鮎鮨や蜂屋柿が将軍家へ献上されるなど、将軍家とは多くの繋がりがありました。幕末には、14代将軍家茂に嫁した和宮が中山道を通り、美濃国にも多くの足跡が残っています。 本展覧会では、徳川将軍家を軸として、美濃国の江戸時代の様子を紹介いたします。 |
会 期 | 平成28年10月7日(金)~11月13日(日) |
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会 場 | 岐阜市歴史博物館 |
出品資料 | *当財団から下記資料を出品いたします。
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関 連 | 德川理事長が下記日程で講演をいたします。 10月15日(土)午後2時~3時30分 「250年の徳川の平和」 申込方法:開催日前日まで岐阜市歴史博物館へ電話で申し込み (ただし、定員に達し次第締め切ります) |