2016年
第30回企画展 「江戸湾沿岸警備と忍藩」
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19世紀になると、異国船が日本列島の近海に頻繁に現れるようになり、忍藩は幕府から江戸湾沿岸警備の一翼を担うよう命じられました。これにともない、警備を担当する安房国と上総国の一部は忍藩領に組み込まれ、新たな領地支配と沿岸警備を並行して行うこととなります。藩士たちは実際に現地の番所に駐在し警備の任務を遂行していきますが、これを財政面や運営面で支えていたのが、忍や房総をはじめとする領民たちでした。 本展覧会では、忍藩による江戸湾沿岸警備の変容、藩領民の協力体制、そして実働していた藩士や現地住民の実感した沿岸警備について、関連する資料をもとに紹介することで、幕末期に忍藩が担った役割を描き出します。 |
| 会 期 | 平成28年10月8日（土）～11月27日（日） |
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| 会 場 | 行田市郷土博物館 |
| 出品資料 | ＊当財団から下記資料を出品いたします。
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