德川記念財団 |特別協力「天璋院篤姫と皇女和宮」

　2017年

平成29年度徳川美術館・名古屋市蓬左文庫秋季特別展
「天璋院篤姫と皇女和宮」

　激動の幕末、江戸幕府の権威が失墜していくなか、天璋院篤姫（1835～83）と皇女和宮（1846～77）はそれぞれ政治的な使命を帯び、徳川将軍家に御台所として嫁ぎました。島津分家に生まれ近衛家養女として十三代将軍家定に嫁いだ篤姫、公武一和をはかるため天皇家から十四代将軍家茂に降嫁した和宮。同じ将軍御台所といえども、その生まれや育ちは対照的です。二人は当初こそ対立しましたが、やがて訪れる幕府崩壊の危機に直面して徳川家の家名存続に尽力し、江戸無血開城を成し遂げ、その難局を乗り越えました。
　本展では、二人の生活の場となった幕末の大奥での生活や人間模様にも光を当てつつ、自らの意志で行動し、徳川家を守り抜いた二人の波乱の生涯を振り返ります。

会　期	平成29年9月16日（土）～11月5日（日）
会　場	徳川美術館
出品資料	＊当財団から約110件余を出品いたします。展示資料一覧をご参照ください。「天璋院篤姫と皇女和宮」展示資料一覧

2017年

平成29年度 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 秋季特別展「天璋院篤姫と皇女和宮」

　2017年

平成29年度徳川美術館・名古屋市蓬左文庫秋季特別展
「天璋院篤姫と皇女和宮」