十七代徳川家正とその歩み
久能山東照宮博物館 常設展示
徳川家正は、德川宗家十六代・徳川家達公爵の長男として明治17年(1884)に生まれました。明治42年(1902)に東京帝国大学を卒業すると外交官として諸外国に赴き、カナダ公使やトルコ大使などを歴任し、大正から昭和初期の日本外交を支えました。昭和15年(1940)には父・家達の逝去を受けて公爵および貴族院議員となり、第二次大戦後の昭和21年(1946)には最後の貴族院議長に就任、貴族院と華族制度の終焉を見届けました。本展示では、近代日本の歴史も射程に入れながら、徳川家正の生涯を紹介いたします。
会 期 | 2018年12月21日(金)~2019年2月5日(火) |
展示資料 | ・家達夫妻宛 新年の賀 ・徳川家正・正子結婚記念集合写真 ・任外務省参事官 叙高等官六等 ・徳川家正ブリティッシュ・コロンビア大学名誉博士号授与記念写真 ・名誉法学博士証書(ブリティッシュ・コロンビア大学) ・大礼服着用の徳川家達・家正 ・徳川家正 位記 ・徳川家正木彫像(額入) |