久能山東照宮博物館
久能山東照宮博物館 常設展示
「徳川将軍の書画Ⅱ」 |
| 徳川秀忠朱印状 遠山景綱宛 当財団蔵 |
徳川将軍は、武家の棟梁として相応しい武芸の修得のみならず、学芸の修業にも努めていました。将軍は書や絵画などの諸芸にも嗜み、多くの書画を遺しています。書跡は古歌や儒学、漢詩など国内外の古典に依拠した内容からなり、絵画は御用絵師である狩野派の影響がみられます。
本年度は2回に分けて徳川将軍の書画をご紹介したいと思います。後半は、綱吉の「鷺図」、家斉の「墨馬図」、慶喜の「松下雷鳥図」を展示いたします。また、秀忠・吉宗の時代の朱印状や領知判物、明治時代になり德川宗家を継いだ家達の書跡もご覧ください。
| 会 期 | 2015年8月14日（金）～2015年10月15日（木） |
|---|---|
| 展示資料 |
・徳川綱吉筆 鷺図 ・徳川家宣筆 古詩色紙「今日不知」 ・徳川慶喜筆 伊藤博文賛 松下雷鳥図 ・徳川家達筆 ｢佳気満高堂｣ ・領知判物（徳川吉宗） ・徳川秀忠朱印状 遠山景綱宛 |
