久能山東照宮博物館　常設展示

「徳川家達と近代の書画」

慶応3年（1867）に大政奉還によって長きにわたる江戸幕府の支配体制は終焉しますが、その中でも�ｺ川宗家は存続し続けます。このとき、最後の将軍徳川慶喜から家督を相続したのが16代当主徳川家達です。家達は貴族院議長を30年にわたって務め、また大正10年(1921)から翌年にかけて行われたワシントン海軍軍縮会議では日本全権委員として参加しました。本展示では、徳川家達ゆかりの作品をご覧いただき、近代を生きた�ｺ川宗家当主の姿の一端を感じていただければと思います。

会　期	2016年12月14日（水）〜2017年2月14日（火）
展示資料	・徳川家達筆　大字「誠」 　・舞楽図・桜花図・紅葉図　渡辺省亭筆 　・一行「四海太平春」　近衛忠房信筆 　・荷貴院図 　・授公爵（爵記） 　・（徳川家達自筆消息　天璋院宛）